理事長・院長あいさつ


 当院は平成2年2月、19床の有床診療所として合併前の(旧)高山町に創設致しました。お陰様で令和6年をもって34年を迎えます。この間に地域の急速な過疎化、少子高齢化を認めますが、地域住民の要望も多く、有床診療所のスタイルを続けてきました。

地方も核家族化が進行し、高齢夫婦の家庭や、独居老人が増えています。在宅での高齢者の介護、看護も困難なケースは今後も減ることはない現実があります。

地域の実情に寄り添う医療を目指して住民の皆様のお役に立ちたいと希望します。

理事長 南曲 尚

 

 

 父の開業に伴い、幼少期をこの高山の地で過ごして育ちました。当時当院に通院されていた患者様やそのご家族様に『将来は私達のことを宜しくね』と声をかけて頂いたことが医師を目指したひとつのきっかけになったのだと思います。
中学校からは鹿児島市内での生活とはなりましたが、自分の心の故郷はこの高山という地であり、そこで医師として働くことがひとつの目標でしたので、今回のスタートラインに立てたことが何よりの喜びであります。
建物や設備は最新鋭とは言えないところもありますが、その分アットホームな感じでちょっとした相談でも聞きに来ていただければ町医者冥利につきます。
ちょっと億劫で憂うつな診察もあると思いますが帰る時には少し元気出た!そんな診察を目指していきたいです。どうぞ宜しくお願い致します。

院長 南曲 康多